USB
MatrixQuestUSB/lite-uvc
概要
UVC(USB Video Class)は、ビデオカメラやWEBカメラといった映像を扱う機器であるUSBカメラを接続するための規格です。あらゆる分野でUSBカメラを使用されるケースが増えており、そのような要求にお応えできる製品となっております。
組込み機器で数多くの採用、搭載実績のあるUSBホストドライバ「MatrixQuestUSB/lite」のオプションとしてご提供いたします。
特徴
- UVC規格1.1/1.0に対応
- UVCカメラからの映像をアイソクロナス転送で取り込み
- 取り込んだ画像データはフレーム単位で切り出してアプリケーションへ通知
- 映像フォーマットは、非圧縮及びMJPEGをサポート
- 以下の端子構成をサポート
- Camera Terminalとして規格化されているカメラ制御用(ズーム、絞り等)機能のサポート
- Processing Unitとして規格化されている画像属性(輝度、コントラスト等)制御機能のサポート
- Output Terminalとして規格化されているカメラの映像データ出力I/Fのサポート
- UVCカメラやビデオストリームの情報取得・設定を行うリクエストをサポート
- VideoControl Interface Control
- Camera Terminal Control
- Processing Unit Control
- VideoStreaming Interface Control
- 以下の機能を持つサンプルプログラムを提供
- UVCデバイスがサポートする情報(映像フォーマット・解像度・フレームレート等)の取得
- 取得した情報から実際に使用する設定をUVCデバイス側へ通知
- 映像データの読み込み
動作確認環境
- CPU:i.MX RT1060
- USBコントローラ:CPU内蔵
- OS:μC3/Standard
- フレームレートの例
- 非圧縮
800×448 30fps
2304×1536 1.7fps - MJPEG
1920×1080 30fps
- 非圧縮
提供物
- ソースコード
- インストールガイド
- ユーザーズガイド(仕様書)
- プログラマーズガイド(サンプルプログラムの解説書)
制限事項
- 映像データのUVCカメラへの送信、及びバルク転送での送受信は未サポートとなってます。
- 静止画データを取得するStill Image Capture機能は未サポートとなってます。
ただし、疑似的に1フレーム分の静止画データを取得することは可能です。 - 製品には非圧縮データ(YUY2等)のRGB変換処理やJPEGデータの展開処理は含まれません。
- 物理ドライバのアイソクロナス転送対応が必要になります。対応コントローラに関してはお問い合わせください。
- その他、製品がサポートしていない機能については、受託開発にて対応可能ですので、ご相談ください。
※記載されている製品・システム名は、各社の商標または登録商標です。
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