2015年11月12日

『MatrixQuestUSB』が株式会社リコーの『THETA S』に搭載

組込み用USBプロトコル『MatrixQuestUSB』が、株式会社リコーの『RICOH THETA S』に採用されました。

RICOH THETA S

『RICOH THETA S』詳細別ウィンドウが開きます。

『MatrixQuestUSB』は組込み機器用のUSBドライバミドルウェアで、多数の採用実績があります。ホストドライバとファンクションドライバの両方を用意しています。
ホストドライバは多くの種類のクラスドライバを提供していますので、特別な開発をせずに、USBメモリやハードディスク、キーボードやマウス、通信モジュールなどの市販のUSBデバイスを接続することが可能です。
ファンクションドライバは、USBのロゴ試験やWindowsとの接続試験での動作確認をしており、受託開発を含めた多数のクラス開発実績があります。

『RICOH THETA S』では当社ミドルウェアを活用し、USBを以下のように利用しています。

  • USBファンクションドライバとオーディオクラスおよびビデオクラスによって、USB接続時にデュアルフィッシュアイ出力によるHD Liveストリーミングを実現
  • USBファンクションドライバとスティルイメージクラス/PTPによって、撮影した画像をUSB経由でPCに保存

<RICOH THETA Sについて>
『RICOH THETA S』は、THETAシリーズの製品コンセプトである小型・軽量ボディはそのままに、より高画質を求めるユーザーからの要望や、ビジネス用途での高い要求にも耐えうる上位機種として開発しました。新開発のレンズユニットやイメージセンサーの大型化、最新の画像処理等により、静止画で約1400万画素に相当する高精細な画像での全天球撮影を実現するとともに、大容量データの高速転送を可能にしています。また、全天球イメージをスマートフォンやタブレット上で確認しながら撮影できるライブ ビュー機能により、肉眼では想像できない全天球イメージの撮影を、より快適におこなうことができます。さらに、フルHD(※) サイズに相当する高品質で滑らかな全天球動画撮影にも対応し、PCを使用することなくスマートフォン上での全天球動画が閲覧できるなど、画質をはじめとする全ての機能、性能にこだわるユーザーにご満足いただけるモデルとなっています。

(※)入力時1980×1080ピクセル。全天球動画に変換した際の記録サイズは1920×960ピクセル。出力時の画像サイズは表示するデバイスの性能によって異なります。

MatrixQuestは記載された社名および製品名は各社の商標または登録商標です。

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