2008年7月18日

『MatrixQuestUSB』『MatrixQuestFS』がローランド株式会社のワークステーション・シンセサイザー『Fantom-G シリーズ』に搭載

組込み用USBホストドライバ『MatrixQuestUSB』および、組込み用ファイルシステム『MatrixQuestFS』が、ローランド株式会社のワークステーション・シンセサイザー『Fantom-G8』『Fantom-G7』『Fantom-G6』に搭載されました。

Fantom-G8

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『MatrixQuestUSB』は、組込み機器用のUSBドライバミドルウェアで、これまで多数の採用実績があります。ホストドライバとファンクションドライバの両方を用意しています。ホストドライバは多数のクラスドライバを併せて提供していますので、機器に組み込むことで、USBメモリやハードディスク、キーボードなど、市販のUSBデバイスを接続することができるようになります。

ファンクションドライバは、USBのロゴ試験やWindowsとの接続試験での動作確認をしており、受託開発を含めた多数のクラス開発実績があります。

このたび『Fantom-G シリーズ』では、当社ミドルウェアを下記の用途に活用しています。

  • USBホストドライバを搭載し、市販のUSBマウスを接続して使用することが可能。
  • USBホストドライバ(USBメモリ用)とファイルシステムを搭載し、USB2.0対応メモリのダイレクト接続が可能。
  • USBファンクションドライバを搭載し、USB MIDI、USB AUDIO 機能を実現。DAW ソフトウェアとの間でオーディオのリアルタイム送受信が可能なうえ、パソコンとのファイル転送もサポート。

『Fantom-G シリーズ』は、これまでFantomシリーズで培ってきた技術と最新テクノロジーを高次元で融合。内蔵音源の強化や、SuperNATURALエクスパンション・ボードARXシリーズの 搭載が可能など、サウンドの表現力を格段に向上させています。また、ワークフローを改善した新開発のシーケンサーを搭載するなど、音楽制作の機能も大幅に 強化しました。スタジオでの創作活動からステージでのライブ・パフォーマンスまで高次元に実現した、プロフェッショナルにふさわしい進化系ライブ・ワーク ステーション・シンセサイザーです。

MatrixQuestは記載された社名および製品名は各社の商標または登録商標です。

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