2007年5月21日

『MatrixQuestシリーズ』が株式会社日立製作所の監視用デジタルレコーダーに搭載

組込み用ミドルウェア『MatrixQuestシリーズ』の各種製品が、株式会社日立製作所のFineVisionシリーズ監視用デジタルレコーダー『DS-G350/250/150』および、新製品の『DS-G360/260』に搭載されました。搭載にあたり当社では、ミドルウェアの移植と動作検証、ネットワーク監視用アプリケーションの開発を受託し、トータルサポートを行なっています。

DS-G360外観

FineVisionシリーズ詳細別ウィンドウが開きます。

搭載された『MatrixQuestシリーズ』は以下3製品のほか、それぞれのオプション製品を含めると合計8製品に上ります。

『MatrixQuestシリーズ』は、TCP/IP、USB関連製品のほか、グラフィックライブラリや各種ファイルシステムなどをラインアップしています。株式会社日立製作所様においては、TCP/IPのオプションプロトコルスタック各種やUSBで接続されたストレージ機器にファイルを保存する一貫したソリューションとして、多くのミドルウェア製品を組み合わせてご利用いただいています。多様なミドルウェアをワンストップで提供することで、ミドルウェア同士の接続が容易で、組み合わせた状態での動作保証も可能です。

また、これらのミドルウェアをターゲットハードウェアに移植するサービスや、TCP/IPの上位でネットワーク監視をするアプリケーションを併せて受託することで、さらなるトータルソリューションの提供を行うことができました。

株式会社日立製作所製の「DS-G350(カメラ16入力対応)」「DS-G250(カメラ9入力対応)」は、日立独自の映像圧縮技術により、接続したすべてのカメラから入力された映像を毎秒30フレームのフルフレームで記録する他、解像度を倍増させるプログレッシブ記録を実現した大容量・高画質の500GB HDD搭載の監視用デジタルレコーダーです。本体前面・背面に装備された拡張端子により、外部記録装置(推奨品のみ、DVD-R/RAMドライブ、HDDユニット、カードリーダー/ライターなど)に必要な記録データをバックアップ可能です。

また、新製品の「DS-G360(カメラ16入力対応)」「DS-G260(カメラ9入力対応)」では、1TBのHDDを搭載してさらなる大容量化を図っているほか、業界で初めて、管理用PCなどを使用せずにデジタルレコーダー本体のみで人間の顔の検知を可能にしました。ネットワークソフトウェア「DSHNET5 V2」(別売)を管理用PCにインストールすることにより、類似度の高い顔を検索できる「類似顔検索機能」を実現します。

MatrixQuestは記載された社名および製品名は各社の商標または登録商標です。

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