2007年12月14日

『MatrixQuestNET』が日置電機株式会社の遠隔計測監視システムに搭載

組込み用TCP/IPプロトコルスタック『MatrixQuestNET』が、日置電機株式会社の『遠隔計測監視システム 2300』に搭載されました。

遠隔計測監視システム 2300

遠隔計測監視システム 2300 詳細別ウィンドウが開きます。

『MatrixQuestNET』は、組込み機器用のIPv4/v6対応TCP/IPプロトコルスタックミドルウェアで、IPv6 Ready Logo Phase2を取得済みです(Logo ID:02-C-000114)。サイズやパフォーマンスなどを組込みシステムに最適化しており、容易に機器をインターネットに接続することができます。

IPsecやIKEを含む主要なRFCに標準で対応します。IPv4とv6の両方に対応したデュアルスタック構造をとり、それぞれ単独での実装も可能です。各種アプリケーションプロトコルにもオプション製品で対応しているほか、別売りの無線LANドライバと組み合わせることで、手軽に無線LAN環境が構築できます。オプション製品としてSSL3.0/TLS1.0への対応を行い、ユーザーニーズに応える品揃えとなっています。

このたび『遠隔計測監視システム 2300』では、当社ミドルウェアを下記の用途に活用しています。

  • TCP/IP(v4)およびHTTPサーバーをメモリモジュール2354に搭載し、LANインターフェースによりデータの転送やモニタが可能。

日置電機では、マルチタスクで多数のプロトコルが動作する環境での負荷試験も問題なくクリアし、当社からの実装段階でのサポートによって、TCP/IPの外部購入によるコスト削減と開発期間の短縮が想定どおり実現できました。

『遠隔計測監視システム 2300』は、インターネットやイントラネット、携帯電話、PHSなど、さまざまなネットワークを利用した遠隔監視・自動計測を可能にするネットワーク接続型計測監視システムです。電源モジュール、通信モジュール各種、計測・電力モジュール各種を組み合わせてシステムを構成することで、従来の遠隔監視、中央監視、エネルギー監視に利用されてきた機器に比べ、簡単にシステム構築や変更ができます。さらに、システム構築の初期費用、メンテナンス費用を安価に抑えられます。

MatrixQuestは記載された社名および製品名は各社の商標または登録商標です。

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