ニュースリリース

2020年10月13日

Treck社製のプロトコルスタック「Treck TCP/IP Stack」の脆弱性「Ripple20」のMatrixQuestNETへの影響について

Treck社製のプロトコルスタック「Treck TCP/IP Stack」の脆弱性「Ripple20」のMatrixQuestNETへの影響について報告いたします。
MatrixQuestNET(MatrixQuestNET/v4、MatrixQuestNET/v4-ipsec、MatrixQuestNET/dual)はフルスクラッチの独自実装のため、脆弱性「Ripple20」には該当致しません。
しかし、脆弱性「Ripple20」の影響を調査したところ、次の障害が見つかりました。

SPR#4511:TCPヘッダー長が不正な場合でも受信する可能性がある。(Ver2.00bで修正済み)

 SPR#4511


SPR#4599:Ethernetヘッダー(14バイト)よりも小さいサイズのパケットを受信するとその内容を受け入れる可能性がある。(Ver2.00cで修正済み)

 SPR#4599


SPR#4604:ICMPとIGMPとICMPv6のプロトコル解析の際、下層のプロトコルを確認していない。(Ver2.00cで修正済み)

 SPR#4604


SPR#4606:複数のIPv6でトンネリングされたパケットを受信するとスタックオーバーフローする可能性がある。(Ver2.00cで修正済み)

 SPR#4606



修正方法等はサポートページ、または担当営業までお問い合わせください。


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