2007年9月26日

『MatrixQuestUSB』『MatrixQuestFS』がローランド株式会社の『V-Synth GT』『SonicCell』に搭載

組込み用USBホストドライバ『MatrixQuestUSB』および、組込み用ファイルシステム『MatrixQuestFS』が、ローランド株式会社のシンセサイザー『V-Synth GT』および音源モジュール『SonicCell』に搭載されました。

V-Synth GTおよびSonicCell

V-Synth GT 詳細別ウィンドウが開きます。
SonicCell詳細別ウィンドウが開きます。

『MatrixQuestUSB』は、組込み機器用のUSBドライバミドルウェアで、これまで多数の採用実績があります。ホストドライバとファンクションドライバの両方を用意しています。ホストドライバは多数のクラスドライバを併せて提供していますので、機器に組み込むことで、USBメモリやハードディスク、キーボードなど、市販のUSBデバイスを接続することができるようになります。

ファンクションドライバは、USBのロゴ試験やWindowsとの接続試験での動作確認をしており、受託開発を含めた多数のクラス開発実績があります。

このたび『V-Synth GT』および、『SonicCell』では、当社ミドルウェアを下記の用途に活用しています。

  • USBファンクションドライバを搭載し、PCと接続してオーディオ・ストリーミング及びMIDIデータの受け渡しが可能。
  • USBホストドライバ(USBメモリ用)とファイルシステムを搭載し、USB2.0対応メモリのダイレクト接続が可能。
  • 内蔵のフラッシュメモリにファイルシステムを実装。

ローランドの環境への当社ミドルウェアの移植や、オーディオ・ストリーミング/MIDI入出力のためのクラス開発なども当社が開発を担っています。

『V-Synth GT』は、音源エンジンのデュアル・コア化と新開発AP-Synthesisの搭載により、新次元の演奏表現を可能にしたローランド・シンセサイザーのトップ・モデルです。VariPhrase技術による斬新なサウンド・メイキング、「エラスティック・オーディオ・シンセシス」で、唯一無二のシンセ・サウンドで世界中のアーティストのイマジネーションを触発してきたV-Synthシリーズの最高峰。格段にパワフルな音作りと、新しい演奏表現を獲得し、V-Synthシリーズの新しい世代を切り拓くモデルです。

『SonicCell』は、Fantom-Xクラスの音源エンジンに最新鋭のサウンドを搭載したデスクトップ・タイプの音源モジュールです。USBオーディオ/MIDIインターフェースとしても機能するなど、音楽制作に高い威力を発揮しながらも、スマートなボディでポータビリティにも優れています。

MatrixQuestは記載された社名および製品名は各社の商標または登録商標です。

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