2008年6月30日

『MatrixQuestUSB』が日産純正ナビゲーション2008モデルに搭載

組込み用USBホストドライバ『MatrixQuestUSB』が、株式会社ザナヴィ・インフォマティクスが開発した日産純正ナビゲーションシステム『HC508D-A』および、『HC308D-A』に搭載されました。

HC508D-A

日産純正ナビゲーション2008モデル詳細別ウィンドウが開きます。

『MatrixQuestUSB』は、組込み機器用のUSBドライバミドルウェアで、これまで多数の採用実績があります。ホストドライバとファンクションドライバの両方を用意しています。
ホストドライバは多数のクラスドライバを併せて提供していますので、機器に組み込むことで、USBメモリやハードディスク、キーボードなど、市販のUSBデバイスを接続することができるようになります。
ファンクションドライバは、USBのロゴ試験やWindowsとの接続試験での動作確認をしており、受託開発を含めた多数のクラス開発実績があります。

このたび『HC508D-A』および、『HC308D-A』では、当社ミドルウェアを下記の用途に活用しています。

  • USBホストドライバを搭載し、iPodやUSBメモリ等をダイレクトに接続して、その中にある音楽や動画をナビゲーションで再生可能。
  • 同じくUSBホストドライバ機能によって、ダウンロードした地図をUSBメモリにコピーし、ナビゲーションにインストールすることで地図を更新。
  • また、携帯電話とUSB接続し、パケット通信を用いて、特定のエリアのみ(約5km四方)の地図更新が可能。
  • USBファンクションドライバによってPCとUSB接続し、専用の音楽管理ソフト(BeatJam)を使うことで、PCからナビの音楽を転送することが可能。

『HC508D-A』および、『HC308D-A』は、同時に発表された日産純正ナビゲーション2008モデルの6機種のうち、2DIN HDDタイプの2機種です。全機種とも日産販売店で行う初回の全国地図一括更新を無償で実施する他、インターネットや携帯電話のパケット通信を使って、いつでも最新の地図に更新可能なサービスを開始します。また、渋滞地点を自動案内し、ワンタッチで迂回ルートを探索する機能や、パソコンのような感覚で複数のキーワードから目的地を探すことが可能なあいまい検索機能など、ルート探索やルート案内機能をさらに充実させました。加えて、 iPod®やUSBメモリ等とUSB接続することで、その中の音楽や動画をナビゲーションで再生可能としたり、FMラジオ自動録音機能(世界初)やワンセグ放送の録画機能を新たに追加するなど、幅広く音楽と映像を楽しめる多彩なAV機能を盛り込んでいます。

iPod®は、Apple Inc.の商標です。

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