2008年12月22日

『MatrixQuestUSB』『MatrixQuestFS』がNECディスプレイソリューションズ株式会社のデータプロジェクター『NP62J』『NP52J』に搭載

組込み用USBホストドライバ『MatrixQuestUSB(マトリックスクエストユーエスビー)』および、組込み用ファイルシステム『MatrixQuestFS(マトリックスクエストエフエス)』が、NECディスプレイソリューションズ株式会社のモバイルデータプロジェクター『NP62J』『NP52J』に搭載されました。

NP62J

NP62J、NP52J 詳細別ウィンドウが開きます。

『MatrixQuestUSB』は、組込み機器用のUSBドライバミドルウェアで、これまで多数の採用実績があります。ホストドライバとファンクションドライバの両方を用意しています。ホストドライバは多数のクラスドライバを併せて提供していますので、機器に組み込むことで、USBメモリやハードディスク、キーボードなど、市販のUSBデバイスを接続することができるようになります。

ファンクションドライバは、USBのロゴ試験やWindowsとの接続試験での動作確認をしており、受託開発を含めた多数のクラス開発実績があります。

このたび『NP62J』『NP52J』では、当社ミドルウェアを下記の用途に活用しています。

  • USBホストドライバとファイルシステムを搭載し、USBメモリや携帯電話の外部メモリカードに保存された静止画をパソコンレスで投写可能。
  • オプションのBluetooth®USBアダプタを接続可能。これにより、Bluetooth®搭載の携帯電話からの静止画データを受信することができます。

映像表示機器であるプロジェクターは、オフィスでの打ち合わせや会議室でのプレゼンテーション、教育現場で授業や講義などで使用されていますが、いつでもどこでも使用できるように、簡単に持ち運べる小型・軽量で、かつ大画面表示にも対応できる高輝度モデルへのニーズが高まっています。一方、企業の情報漏洩対策の一環として、外部へのノートPCの持ち出しの規制が年々厳しくなっており、この傾向は今後さらに拡大していくものと見込まれます。

『NP62J』は明るさ3000ルーメン、『NP52J』は明るさ2600ルーメンで、質量1.7㎏と小型・軽量を実現した「ビューライトシリーズ」の新商品です。USB端子装備によりパソコンレスプレゼンテーションや、USB接続ケーブルを使用して携帯電話によるプレゼンテーションが可能です。またBluetooth®無線技術を搭載した携帯電話からの静止画データの受信が可能です。

MatrixQuestは記載された社名および製品名は各社の商標または登録商標です。

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