2015年11月2日

『MatrixQuestUSB/lite』『MatrixQuestFS』が株式会社共和電業のポータブル型車両重量計に搭載

組込み用USBプロトコルスタック『MatrixQuestUSB/lite』および、組込み用ファイルシステム『MatrixQuestFS』が、株式会社共和電業の『ポータブル型車両重量計RWP-700A』に搭載されました。

ポータブル型車両重量計RWP-700A外観

『ポータブル型車両重量計RWP-700A』詳細別ウィンドウが開きます。

『MatrixQuestUSB/lite』は、CPU/MPUに内蔵されることの多い組込み向けのUSBホストコントローラに対応したUSBホストドライバ プロトコルスタックです。『MatrixQuestUSB/lite』を使用することにより、各種USBデバイスを組込みシステムに接続する事ができます。『MatrixQuestFS/fat32』は、組込み機器向けのFAT32対応のファイルシステムです。本ソフトウェアを使用することにより、Windows互換のファイルシステムを構築、読み書きが可能になります。

このたび『ポータブル型車両重量計RWP-700A』では、当社ミドルウェアを下記の用途に活用しています。

  • USBメモリに測定データをコピー
  • USBメモリからソフトウェアアップデートを実行

『ポータブル型車両重量計 RWP-700A』は、車両重量の測定や管理のための製品です。タイヤを載せて重量を検出する検出部と測定結果を表示・記録・印字する指示部で構成されています。
使用方法としては、検出部を平坦な舗装路面にセットして、検出部と指示部をケーブルで中継接続すれば準備完了です。前輪から順次タイヤを検出部の中央に載せる度に測定キーを押すと測定が完了します。また、印字キーを押すと測定結果がプリントされ,測定データは内部メモリに記録されます。車体全体を検出部上に載せて重量測定を行う設置型のトラックスケールと異なり、ポータブル型のため持ち運びが可能で、工場構内だけでなく、建設現場でも堅牢な路面なら容易に重量測定ができます。

  • 検出部はスロープや堅牢な取っ手と一体構造で保護等級はIP67
  • 指示部は小型・軽量
  • 充電式バッテリ内蔵で連続8時間使用可能
  • USBメモリにて測定データの回収可能
  • ケーブルの断線チェック機能付き

MatrixQuestは記載された社名および製品名は各社の商標または登録商標です。

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